守備の立て直しに頭を悩ますクロップ監督 [写真]= Mike Hewitt/Getty Images
23日に行われるバイエルン戦に向けて負傷離脱者が続出しているドルトムントは守備崩壊の危機に陥っている。
ネヴェン・スボティッチは、9日のヴォルフスブルク戦で右ひざ後十字じん帯と内側側副じん帯を損傷し、今シーズンの復帰が絶望。マッツ・フンメルスは19日の代表戦でかかとを遊離骨片、マルセル・シュメルツァーも同試合で左足のふくらはぎを痛めて3週間程度の離脱となった。シーズン開幕前にヘルニアの手術を受けたルカシュ・ピシュチェクは実戦復帰までには時間が掛かる模様。さらに、急遽獲得したマヌエル・フリードリヒも打撲で出場が微妙な状況となっている。
バイエルン戦で4バックの総入れ替えを余儀なくされたユルゲン・クロップ監督は「私の白髪の80パーセントは今週にできた」と守備陣の再構成に苦慮している心境を吐露。大一番に向けて「チーム全員で一丸となってディフェンスしなくてはならない」と選手の奮起を求めた。
ドルトムント対バイエルン戦は23日にドルトムントのホームで行われる。