ボルシアMG戦に出場した長谷部 [写真]=原田亮太
ブンデスリーガ第12節が9日に行われ、日本代表MFの長谷部誠と清武弘嗣の所属するニュルンベルクは、アウェーでボルシアMGと対戦し、1-3で敗れた。
試合後、フル出場した長谷部は以下のようにコメントしている。
―試合を振り返って
「結果は見ての通り勝てないんでね、非常に厳しい状況です。ただ、ゲーム内容として自分たちのやろうとしているサッカーが少しずつできているというのは確かなので、とにかく続けていくしかないです」
―前半の戦いで手ごたえはあったと思うが?
「前節もそうだったんですけど、前からプレッシャーを掛ける形は上手くハマっていたんですけど、後半に止まってしまいました。チーム全体として、もう少し前に行く姿勢というのが足りなかったかなと思います」
―攻撃面に関して
「前半は守備も攻撃もいい場面が出ていたんですけど、後半はちょっと引いてしまいました。後ろから組み立てるっていうのがウチのチームは得意じゃないので、そこの部分がうまくできませんでした」
―前後半でパフォーマンスが変わってしまうのは、加入当初から話していたことだが、それがまだ改善できていない?
「前後半というのもそうですけど、90分間通していいゲームができていないです」
―攻撃ではクロスが多かったが、サイドから攻める意識があったのか?
「正直、このチームはクロスを上げてもFWが大きいわけではないし、そういう部分では、もうひと工夫が必要だと思います」
―個人的にプレーを振り返って
「まぁ、やっぱりまだまだですね。このチームで求められているものは非常に高いので、それを考えるとまだまだ満足できないです。とにかくチームを勝たせるパフォーマンスを見せることが一番大事かなと」
―具体的には?
「押し込まれている時に自分がボールを持って落ち着かせたりだとか、そういうところは必要かなと思います」