
ブンデスリーガ第11節が1日に行われ、ドルトムントと日本代表DF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトが対戦。酒井は先発出場した。
先制点はアウェーのシュトゥットガルトが獲得する。13分に、右CKを得ると、アレクサンドル・マキシムのクロスにカリム・ハグイが頭で合わせ、ネットを揺らした。先行されたドルトムントはすぐさま反撃すると、19分に左CKからヌリ・シャヒンのボールにソクラティス・パパスタソプーロスがヘディングシュートを放ち、同点にする。3分後には、マルコ・ロイスがドリブルで持ち上がり、ペナルティエリアに侵入し、左足のシュートをゴール右へ決め、ドルトムントが逆転する。
逆転後、試合を優勢に進めたドルトムントは後半に入り54分、ゴール前の混戦からロイスのヒールパスを受けたロベルト・レヴァンドフスキが追加点を挙げると、2分後にもヘンリク・ムヒタリアンのロングパスに抜け出したレヴァンドフスキが、GKとの1対1を制して、チーム4点目を獲得し、一気に突き放した。
落ち着いてゲームを運ぶドルトムントは、72分にヤクブ・ブワシュチコフスキのシュートがGKに当たり、クロスバーに跳ね返ったボールをレヴァンドフスキが押し込み、ハットトリックを達成。81分には、後半途中出場のピエール・エメリク・オーバメヤンが得点。ドルトムントが6-1とシュトゥットガルトに圧勝した。なお、酒井はフル出場している。
ドルトムントはリーグ戦3連勝で勝ち点を28とし、暫定でバイエルンをかわして首位に浮上した。シュトゥットガルトはリーグ戦8試合ぶりの黒星となった。