ブンデスリーガ第7節では岡崎(左)と細貝(右)が対戦 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツの各地元メディアは、ブンデスリーガ第7節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
今節では、マインツに所属する日本代表FW岡崎慎司が「5」と厳しい評価を受けたことを始め、日本人選手には低評価がつけられた。
各メディアの採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■内田篤人(シャルケ)
対ホッフェンハイム戦(3-3△) フル出場
『Revier Sport』
採点:4
寸評:またしても全体的な見通し(試合全体の動き)を見失うことがあり、それを運動量の多さで補おうとしていた。左サイドに比べると彼の(右)サイドが活性化することは少なかった。時々果敢に攻め上がることも、あったことはあったが。
『Westdeutsche Allgemeine』
採点:4
寸評:右サイドバックで目立つことのない出来だった。攻撃には殆ど絡まず。(ジェフェルソン・)ファルファンとのコンビもこの試合では上手くいかず、クロス1本さえ届かなかった。
■岡崎慎司(マインツ)
対ヘルタ・ベルリン戦(1-3●) 先発出場、82分交代
『Allgemeine Zeitung』
採点:5
寸評:右サイドでも本来のフォームには遠い出来だった。動きは合っていたものの、ポジショニングの規律に欠け、真ん中へと進むことが多すぎたために彼の右サイドはつねに脅かされた。ハーフタイムの後は殆ど消えていた。
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
対マインツ戦(3-1○) フル出場
『Berliner Zeitung』
採点:なし
寸評:本来であればヘルタの危機管理と安定感を保証するはずのこの日本人選手が、マインツのニコライ・ミュラーの素早い先制点(7分)で決定的な役回りをしてしまった。スローインの後、細貝の反応は非常に遅く、躊躇してしまったためにミュラーにシュートを許してしまった。ただ、これは細貝が犯した唯一のミスであり、その後は目を見張るほど調子を上げ、あらためて守備的MFで高いボール奪取力を発揮していた。
■酒井宏樹(ハノーファー)
対レヴァークーゼン戦(0-2●) フル出場
『Sportal.de』
採点:4
寸評:ハノーファーのセンターバック2人のようには(相手に)簡単にやられなかった。もっとも、2失点目のきっかけは彼のボールロスだった。