移籍の可能性が浮上した長谷部 [写真]=原田亮太
ヴォルフスブルクに所属する日本代表MF長谷部誠が今夏、日本代表DF酒井宏樹の所属するハノーファーに移籍する可能性が浮上した。ドイツ紙『Neue Presse』が伝えた。
同紙では、ハノーファーのマーティン・キント会長が守備陣を再構築する意向を持っていると報道。長谷部はクラブと2014年まで契約を残すが、移籍金を得るために今夏で放出される可能性があり、ヴォルフスブルクがハノーファーのアマチュアチームを指揮するヴァレリアン・イスマエル監督に興味を寄せていることも絡み、長谷部移籍の可能性が伝えられた。
また、長谷部がハノーファーの求める守備的MFと右サイドバックを務められることに加え、酒井の通訳がハノーファーを離れる可能性にも言及。日本代表で主将を務める長谷部の存在が、クラブの問題を埋めるとともに、酒井の助けになると報じた。
長谷部は、2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクに移籍。2008-2009シーズンには、クラブ史上初のブンデスリーガ制覇に貢献していた。