ブンデス前半戦で印象的な活躍を見せた乾(左)と清武
ドイツ誌『キッカー』が、今シーズンのブンデスリーガ前半戦を振り返り、各クラブから印象的な活躍をした選手1名ずつを発表した。フランクフルトの日本代表MF乾貴士とニュルンベルクの同代表MF清武弘嗣が選ばれている。
前半戦で5得点5アシストを記録した乾は昨シーズン、2部のボーフムでプレーしたが、「もっとスピードがありますね」と1部で過ごした半年間の印象を語った。また、サイドバックが高いポジショニングをとるフランクフルトでは、守備の負担が増えたのではないかと問われると、「確かにボーフムとは違います。でも多くを変えなければいけなかったかと言うと、そういう感じではないですね」とコメントした。
3得点5アシストを記録した清武について『キッカー』は、「日本から来た完璧主義者」と見出しを付けた。C大阪でのプレーからロンドンオリンピック、A代表、ニュルンベルクとフルシーズン稼働した清武を評価。また、「彼はこの結果に満足していないだろう」と伝え、清武の通訳を務める山守淳平氏の「すべての日本人は完璧主義なんです」という言葉を引用し、清武はその代表例だと紹介している。
[写真]=千葉格