ブレーメンはクラブの公式HPで、元ドイツ代表MFティム・ボロウスキが現役を退くことを発表した。
ブレーメンの下部組織出身のボロウスキは、2008年にバイエルンに移籍するも、1年後にはブレーメンに復帰。キャリアの大半をブレーメンで過ごし、ブンデスリーガ通算236試合に出場している。ドイツ代表では33試合に出場、ドイツが3位に入った2006年のドイツ・ワールドカップや準優勝したユーロ2008にも参加している。
2010年10月に足首を負傷し手術を行って以降は、その影響に悩まされ続け、ブレーメンとの契約は昨シーズン限りで終了していた。引退後はブレーメンに残り、クラブの仕事で第2のキャリアをスタートさせることを望んでいる。
引退に際してボロウスキは、「サッカー選手として素晴らしい時間を過ごさせてもらった。美しくて感動的な瞬間を何度も経験することができた。いつまでも私の心に残り続けるだろう。ブレーメンは私にとって特別なクラブだ。将来に向けた話し合いをしている。4週間後くらいには私の今後のことを話せると思う。だけど、間違いなく1月までは休むよ。家族とゆっくり過ごそうと思う」とメッセージを送っている。