レヴァークーゼンのMFアンドレ・シュールレは、チェルシーへの移籍に関心があったことを認めた。しかしその一方で、レヴァークーゼンがオファーを拒否したことにも理解を示している。
チェルシーはシュールレ獲得に向け、1600万ポンド(約20億円)を超えるオファーを提示していた。しかし、レヴァークーゼンはこれを拒否。交渉は破談に終わっていた。シュールレはドイツ誌『キッカー』で、プレミアリーグ行きに興味があったことを認めている。
「ブンデスリーガの選手で、プレミアリーグへの挑戦に全く興味がないと言う人は見つけられないと思う。チェルシーは僕にとても興味を示してくれていた。人生において、このようなチャンスはあまりない」
「レヴァークーゼンのルディ・フェラーSD(スポーツディレクター)は、何故チェルシーへ移籍できないのか、数回にわたって説明してくれた。『僕に取って代わる選手は見つけられない』、『レヴァークーゼンにとって大変重要な選手だ』と言ってくれたよ」
また、チェルシーは移籍金額を1950万ポンド(約24億円)に引き上げて再オファーしたと伝えられている。結局それでも移籍は実現しなかったが、シュールレは自分の具体的な移籍金額が伝えられてしまったことについて、プレッシャーになると語った。
「ファンの僕を見る目は変わるだろう。もし2、3試合続けて結果を出せなければ、僕にとって難しい状況になるだろうね」