2戦連続弾を決めたキリアン・エンバぺ [写真]=Getty Images
リーグ・アン第7節が16日に行われ、ニーム・オリンピックとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦した。
前節のアンジェ戦に6-1で大勝したPSGは勝ち点12ポイントで4位に位置し、首位のレンヌとは勝ち点差わずか2ポイントとなっている。対するニーム・オリンピックは前節でモンペリエに1-0で勝利。勝ち点8ポイントで13位に位置している。新加入のモイーズ・キーンが先発したPSGがニーム・オリンピックのホームに乗り込んだ。
PSGはインターナショナルウィークでユリアン・ドラクスラー、マルコ・ヴェラッティ、マルキーニョスが負傷したためメンバー外となっており、また、アンヘル・ディ・マリアとレイヴァン・クルザワが第3節のマルセイユ戦での乱闘により出場停止処分となっている。
ニーム・オリンピックは13分、ロイク・ランドレがスパイクの裏でラフィーニャを蹴りつけ、一発退場となる。試合序盤から10人で戦わざるを得なくなった。試合開始20分までに両チーム合わせてイエローカード3枚、レッドカードが1枚出されるなど、激しい展開となった。
PSGは24分、右サイドのクロスからキリアン・エンバペがヘディングで合わせるが、ボールはゴール右に外れた。さらにPSGは29分、パブロ・サラビアのクロスにミッチェル・バッカーがフリーでヘディングで合わせるが、GKの好セーブに阻まれた。
2度の決定機を逃したPSGだが、32分、ラフィーニャからスルーパスを受けたエンバペが飛び出してきたGKを右足のキックフェイントで交わすと、左足で無人のゴールに流し込んだ。
PSGは40分、キーンがペナルティエリア内でボールを受け、GKと1対1になるが、左足のシュートはまたもGKの好セーブに阻まれた。1点リードで後半へ折り返したPSGは相手を押し込む展開が続く。72分、エンバペがペナルティエリア内でこぼれ球をダイレクトでシュートしたが、相手ディフェンダーのブロックに阻まれた。
PSGは76分、左サイドのクロスにアレッサンドロ・フロレンツィがヘディングで合わせるが、強烈なシュートはゴール右ポストに直撃した。しかし、PSGは直後の78分、フロレンツィが左サイドからの折り返しをヘディングで押し込み、リードを2点に広げた。
PSGは83分、サラビアからのスルーパスを受けたエンバペが右足で冷静にゴール右に流し込み、リードを3点に広げた。さらにPSGは87分、左サイドを突破したサラビアのクロスにキーンがヘディングで合わせるが、これはクロスバーに嫌われた。
PSGは88分、ペナルティエリア内でボールを受けたサラビアが左足で強烈なシュートを突き刺し、4点目を奪った。試合はこのまま終了。後半に勢いを増したPSGが4得点でニーム・オリンピックに勝利し、暫定で首位に浮上した。
次節、ニーム・オリンピックは25日にアウェーでボルドーと、PSGは24日にホームでディジョンと対戦する。
【スコア】
ニーム・オリンピック 0-4 パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 32分 キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)
0-2 78分 アレッサンドロ・フロレンツィ(パリ・サンジェルマン)
0-3 83分 キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)
0-4 88分 パブロ・サラビア(パリ・サンジェルマン)
By サッカーキング編集部
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