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同性愛者侮辱疑惑のネイマールが不起訴に…LGBT活動家が約4,100万円の罰金求めるも

2020.06.24

同性愛者侮辱疑惑で訴えられていた、PSGのネイマール [写真]=Getty Images

 実母のナディーン・ゴンサウベスさんと交際するチアゴ・ラモス氏を侮辱したとされるパリ・サンジェルマン(PSG)所属のブラジル代表FWネイマールだが、起訴されることはないようだ。23日に、フランスメディア『RMCスポーツ』が報じている。

 ネイマールの実母であるゴンサウベスさんが交際するラモス氏は、eスポーツ選手兼モデルとして活躍しており、ブラジルでは有名な人物だ。また、現在23歳でゴンサウベスさんとは30歳も歳の差があることで、交際発覚時には大きな話題を呼んだ。

 だが、ラモス氏がゴンサウベスさんと交際をしながら、複数の男性と親密な関係にあったことが判明すると、ネイマールが激怒。友人との会話の中で、ラモス氏のことを「同性愛者が!」「ヤツの肛門にほうきを突っ込め」と侮辱した。しかし、この発言内容がメディアにリークされたことで、LGBT活動家のアグリピーノ・マガルハネス氏がサンパウロ検察庁に「同性愛嫌悪と憎悪扇動の罪」で告訴状を提出する事態に発展していた。

 だが結局、サンパウロ検察庁はネイマールを起訴しない方針を固めたという。マガルハネス氏は、ネイマールをブラジルに連れ戻し、最高200万レアル(約4,100万円)の罰金が支払われるまではプライベートジェットを使用できないようにするべきだとも主張していたが、今回の件でネイマールが咎められることはなさそうだ。

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