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ドログバ氏とエンバペ、バロンドール授賞式で“10年越し”のセルフィー! 「落とし前を…」

2019.12.03

サンディ・エリベール氏とともにバロンドールの司会を務めたドログバ氏 [写真]=Getty Images

 元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏によるフランス代表FWキリアン・エンバペへの粋な計らいが話題を呼んでいる。2日、イギリス紙『ミラー』が伝えた。

 バロンドール授賞式の司会を務めたドログバ氏は、得票数で6位だったエンバペが登壇した際、「10年前のチェルシー対バルセロナ戦後、1人の少年が私のところへやってきて『一緒に写真を撮りたい』とせがんできた。私はその時、主審による屈辱的な判定(にイラついていた)から『ノー』と言ってしまった。その後、私はあの少年がキリアン・エンバペだと知ったんだ。今ここで、落とし前をつけさせてほしい」と語ると、会場のゲストに起立を要請。自身のスマートフォンを取り出し、エンバペを中心に会場全体を写してセルフィーを撮影した。

 現在41歳のドログバ氏は、2004年から2012年にかけてチェルシーで活躍し、2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝でバルセロナと対戦。しかし、チェルシーは4度のPKアピールが認められないなど判定に泣かされ、アウェイゴール差で敗退していた。一方のエンバペは当時10歳。まだモナコの下部組織に入団する前で、チェルシーの入団トライアルを受けていた。

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