ナントがサラ行方不明後初の試合に臨んだ [写真]=Icon Sport via Getty Images
リーグ・アン第22節が30日に行われ、ナントとサンテティエンヌが対戦した。
ナントにとって、カーディフ・シティに移籍したアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラを乗せた小型飛行機が消息を絶って以降これが初めての公式戦となった。サラの生存が絶望視される中、両チームは同選手の背番号「9」にちなんで9分に試合を一時中断。サポーターがサラのチャントを合唱し、スタジアムは拍手に包まれた。ナントを率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督の目には涙も見られた。
Nous n'oublierons jamais ce numéro 9⃣ 💛#FCNASSE | #PlayForSala pic.twitter.com/06SgSg0bns
— FC Nantes (@FCNantes) January 30, 2019
試合は、前半終了間際に両軍1人ずつが退場となる荒れた展開の中、58分にサンテティエンヌが先制する。それでも、ナントは70分に右サイドからの折り返しをガーナ代表FWアブドゥル・マジード・ワリスが沈め、スコアをイーブンに。試合はその後動くことなく終了のホイッスルを迎え、1-1のドローに終わった。