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33歳DFコシェルニー、フランス代表引退を表明「負傷よりもW杯が精神的に…」

2018.10.15

引退を決めたローラン・コシェルニー [写真]=Getty Images

 フランス代表DFローラン・コシェルニーアーセナル)が同代表引退を表明した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が14日に報じている。

 コシェルニーは今年5月に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦で負傷。アキレス腱を痛め手術を行い、約6カ月の長期離脱と診断されていた。そのため、今夏のワールドカップロシア大会も欠場。フランス代表の優勝を横目にリハビリに励んでいた。

 33歳の同選手は、フランスのテレビ局「Canal+」に出演すると、次のように語った。

「フランスのためにできること全てをやってきたと思う。僕はもう33歳で、ユーロ(欧州選手権)は2回、ワールドカップは1回出場した」

「フランスは偉大な選手による素晴らしい時代に突入している。僕の負傷が引退という決断を決めたわけではない。ただ、僕のレ・ブルー(フランス代表)は終わりだ」

「僕が良い状態のときは、たくさんの友人がいる。しかし、負傷したときは…。(負傷で代表に呼ばれない)時間が過ぎると、忘れられてしまうんだ」

「9月の僕の誕生日に一度電話しただけで、デシャン監督はなにも連絡をくれない。そして、多くの人が僕を忘れたために、僕を失望させた。代表引退は監督だけでなく、そういったことが脳裏によぎったからだ」

「そして、フランスのワールドカップ優勝は、僕の負傷よりも精神的なダメージが大きかった」

 コシェルニーは2011年11月にフランス代表デビューし、2012年と2016年には欧州選手権に、2014年にはブラジルで開催されたワールドカップに出場した。

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