ボルドーはマルコムの移籍を容認する構えのようだ [写真]=Getty Images
ボルドーが、U-20ブラジル代表FWマルコムの退団を容認したようだ。フランスメディア『RMCスポーツ』が19日付で報じている。
今シーズン、ボルドーでブレイクを果たし、バイエルンや、アーセナル、トッテナムなど、欧州各国から関心を寄せられる存在となったマルコム。
今冬にもビッグクラブへの移籍の噂が持ち上がり、マルコム本人もステップアップを望んだが、クラブが放出を拒否。しかし、その後も「エリートクラブへ行きたい」と移籍願望を公に口にするなど、その去就に注目が集まっていた、
そして、報道によるとボルドーのニコラス・デ・タヴェルノストCEOが持つテレビ局『M6』の今年度の収支を報告する総会が先日行われ、同氏はマルコムについて言及した。
「(マルコムを)下半期中に売却する可能性がある。この世界では常に購入と販売というものが行われている。我々は主要なブラジル人プレーヤーが移籍を望んでいることを知っている。我々にとって最も利益が望めるタイミングでこれを行う」
また、マルコムの売却に踏み切った要因として「上半期の損失が大きかった」と説明したタヴェルノストCEO。
これにより、今夏にビッグクラブのマルコム争奪戦が勃発すると予想されている。