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CL敗退のPSG、来季の監督人事に向けて動き出す? 報じられた後任とは…

2018.03.08

レアルに敗北し、CLから姿を消したPSG [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)からの敗退を余儀なくされたパリ・サンジェルマン(PSG)が、来シーズンの監督人事に向けて動き出したようだ。フランスのラジオ局『ラディオ・モンテカルロ』の報道を引用して、スペイン紙『アス』が7日に伝えている。

 PSGは6日にホームで行われたCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、レアル・マドリードに1-2で敗戦。2試合合計2-5で、2年連続のラウンド16敗退が決まった。試合後、ナセル・アル・ケライフィ会長は「今すぐに変化を求めるつもりはない」と語ったが、同ラジオ局によると、すでにウナイ・エメリ監督に代わる新指揮官を探し始めているという。

 現時点でナセル・アル・ケライフィ会長がリストアップしているのは、カルロ・アンチェロッティ氏とルイス・エンリケ氏とのこと。両氏はともにフリーの立場にあり、招へいには何ら支障がない。またPSGのフロントは、トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督のことも高く評価しているという。

 アンチェロッティ氏は2011-12シーズンから2年間にわたってPSGの監督を務めた。2013年の夏に「個人的な理由」で退任し、レアル・マドリードの監督に就任したが、PSG側は慰留していたという経緯がある。一方、エンリケ氏にとっても、昨シーズンまで監督を務めたバルセロナで指導したブラジル代表FWネイマールと同代表DFダニエウ・アウヴェスといった“元教え子”たちがチームに所属しており、PSGと全く縁がないわけではない。

 その他、フランスメディアでは、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督やレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督、さらにはチェルシーのアントニオ・コンテ監督やブラジル代表のチッチ監督といった名前が次期監督候補として挙がっているという。

 今シーズンからスポーツディレクターに就任したアンテロ・エンリケ氏の続投も不透明と伝えられるなど、今夏はプロジェクトの総見直しが行われる模様のPSG。欧州制覇の実現へ向けた次なる一手に注目が集まる。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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