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バロテッリ、差別的チャントへの抗議でイエローカード…クラブは不満

2018.02.11

人種差別的チャントに抗議したバロテッリだが、警告を受けることとなった [写真]=Soccrates/Getty Images

 ニースに所属するイタリア人FWマリオ・バロテッリに提示されたイエローカードが不当なものだとして、物議を醸している。イギリスメディア『BBC』が10日付で伝えた。

 バロテッリは、10日にアウェイで行われたリーグ・アン第25節ディジョン戦に先発出場。すると、ニースの1点リードで迎えた72分、バロテッリはシュートをミスした際、ディジョンサポーターに向けて「静かにしろ」というジェスチャーを見せた。さらに、ニコラス・レインヴィル主審に語り掛けたところ、同主審はバロテッリにイエローカードを提示している。

 このシーンについて、ニースはクラブ公式ツイッターで「観衆からの人種差別的侮辱に抗議したところ、イエローカードを提示された」とコメント。ディジョンサポーターの差別的チャントを受けたバロテッリは“被害者”であり、同選手への警告は不当であることを主張した。

 なお、ニースはその後ディジョンに逆転を許し、2-3で敗戦。同点弾となったPKの判定について、ニースのジャン・ピエール・リヴェール監督は「我々は11人対12人で戦っていると感じるね。試合ごとに異なるレフェリングは理解できない」と怒りを爆発させた。この中でバロテッリが受けた警告については言及しなかったものの、ニースとしてはレインヴィル主審の判定に対し不満を残す結果となっている。

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