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D・アウヴェス、PSG“キッカー問題”の真相語る「ネイマールにボールを渡したのではなく…」

2017.10.24

D・アウヴェス(左)、ネイマール(中央)、カバーニ(右)などタレントを擁するPSG [写真]=Icon Sport/Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスが、注目を浴びた“キッカー問題”について当時を振り返り、真相を語った。スぺイン紙『マルカ』が報じている。

 “キッカー問題”が勃発したのは、9月17日に行われたリーグ・アン第6節のリヨン戦。試合中PSGがPKを得ると、キッカーの座を巡ってウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとブラジル代表FWネイマールの間に口論のようなものが起こった。結果的にカバーニがPKを担当し、セーブされていた。

 フランステレビ『Canal+』のインタビューに対し、D・アウヴェスは当時を回想して「学校の休み時間に、子供がボールを取り合っているようなものだったよね」と苦笑しながらコメント。問題となったPKの場面以外にも、FKの場面で蹴りたいカバーニに対してD・アウヴェスがボールを掴んで離さず、ネイマールにボールを渡すというような状況も見られるなど、“同胞”のネイマールを優遇しているとの見方もあったが、これについては否定した。

「あれはネイマールにボールを渡したんじゃないんだ。映像を見てもらえれば分かると思うけど、僕が最初にボールを持って蹴ろうとした」

「そしたらそこにカバーニがやってきて蹴らせてくれ、と言ってきたんだ。そしてさらにネイマールがやってきて、ボールを僕から奪っていったのさ」

「でも僕は彼らのベビーシッターではない。だから自分で蹴ろうと思って、またボールを取りにいった」

 結局注目の“キッカー問題”は、PSGのウナイ・エメリ監督が「ファーストチョイスはカバーニ。二番目がネイマールになる」と明言して収束。ロッカールームで大喧嘩したと報じられたネイマールとカバーニも、その後の試合では得点後に抱擁するシーンもあったため、関係はひとまず回復したと見られている。しかしスター選手を多数抱えるチームなりの悩みは、今後も付きまとうかもしれない。

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