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退場処分のネイマール「ぶつかられてうんざり」、PSG指揮官は「不公平」と主張

2017.10.23

退場処分を受けたネイマール [写真]=Getty Images

 22日に行われたリーグ・アン第10節、パリ・サンジェルマン(PSG)とマルセイユの一戦で、PSGのブラジル代表FWネイマールが退場処分を受けたことについて、試合後にコメントを残している。ブラジルメディア『SporTV』が伝えている。

 “ル・クラスィク”、フランスダービーとも呼ばれる強豪同士の一戦で、エースのネイマールはスタメン出場。マルセイユに所属する酒井宏樹も、7戦連続で先発に名を連ねた。マルセイユに先制を許したPSGは33分、ネイマールが同点弾。後半に入ると79分に再びリードを奪われ、さらに87分にはネイマールがこの日2枚目のイエローカードを受け退場処分となったが、アディショナルタイムにウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニがFKを決め、PSGが土壇場で追いついた。

 ネイマールが退場処分を受けたのは、マルセイユのアルゼンチン人MFルーカス・オカンポスにファウルで倒された場面。感情的になったネイマールは、オカンポスをどついてしまい、主審は両者にイエローカードを提示。85分にもイエローカードを受けていたため、これで2枚目となり、キャリア通算6度目のレッドカード提示を受けた。

 ネイマールは試合後、取材に応じ「後ろからぶつかられて正直うんざりした」とファウルを受けた場面を振り返った。

「だから彼に対して抗議する気持ちが出てしまった。そこを主審は見て、退場の判断を下したんだ」

 PSGを率いるウナイ・エメリ監督もチームが同点に追いついたことには満足感を示しながらも、主力であるネイマールの退場処分については納得がいっていないことをアピールした。

「試合を通じてネイマールへのファウルが多かった。レフェリーも選手のことをもう少し考えるべきだと思う。彼らは選手を守らなければならないはずだ」

「イエローカードは不公平だったように感じる。彼は毎試合プレーしたいという意欲に燃えているが、毎回色んな刺激を受けてしまっているのは事実。レフェリーは両チームの重要な選手を守る責任があると思う」

 引き分けに終わったPSGだが、勝ち点「26」で首位をキープ。次節は27日にホームでニースと対戦する。

By サッカーキング編集部

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