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ネイマール父、息子の移籍決断に驚き? 「昨年もオファーはあったが…」

2017.10.03

ネイマールの父親であるとともに代理人も務めるシニア氏は息子の移籍にやや戸惑いがあったようだ [写真]=Getty Images

 ブラジル代表FWネイマールの父親であり、自らが息子の代理人を務めるネイマール・シニア氏は息子の移籍決断に驚きが隠せなかったようだ。2日付でアメリカ紙『ESPN』が報じている。

 今夏、史上最高額となる2億2200万ユーロ(約289億円)の移籍金でバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍したネイマールバルセロナの攻撃を担っていた“MSN”の一角の移籍は驚きをもって世界に伝えられた。

 この移籍に代理人として深く関与していたシニア氏も、この決断には多少の戸惑いがあったようだ。フランスのテレビ番組『Telefoot』で同氏はインタビューに応え「パリに行くことを決断した息子の決断には驚いた。昨年もオファーを受けたが、契約は成立しなかったんだ。だが、今回のパリ・サンジェルマンからのオファーは非常に興味深いものだった。チャンピオンズリーグ(CL)とリーグでの優勝という考えは彼を喜ばせた」と、昨シーズンのオファーの存在を明かし、最終的にはクラブの野心に惹かれたとした。

 さらに同氏は「真実を話すと、最後の瞬間まで移籍を躊躇していたのは私だった。私は息子に『君はリラックスしている。バルセロナという快適な場所にいるんだ』と言った。しかし、息子はそこから抜け出し、自らを危険にさらしたがっていたんだ。彼の友人であるメッシ、スアレス、ラキティッチ、ピケは彼を引きとめようとした。それは移籍を非常に悩ませるものとなったが、息子は本当に移籍したいと思っていたんだ」と、移籍の真相を語った。

 先日、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとの軋轢が報じられていたことについて問われると「カバーニとの衝突は誇張されていた。彼らは素晴らしい選手だ。我々はバイエルンに勝利し、問題はないことを証明した。全てのクラブで意見の相違はあるものだ。それは必要なものだし、今回の事件はそれと同じことだ。このことについてこれ以上話す気はないよ」と、何も問題はないことを強調した。

By サッカーキング編集部

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