キッカーの座を巡って口論があったとされる(左)カバーニと(右)ネイマール [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)で、問題となっていたPKの“キッカー問題”に決着がついたようだ。21日付のイギリス紙『サン』が伝えている。
17日に行われたリヨン戦で、試合中PSGがPKを得ると、キッカーの座を巡ってウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとブラジル代表FWネイマールの間に口論のようなものが起こった。結果的にカバーニがPKを担当し、セーブされていた。
この場面以外にもFKを蹴りたいカバーニに対してブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスがボールを掴んで離さず、ネイマールにボールを渡すというような状況も見られるなど、チーム内の関係が悪いとささやかれていた。
この問題に関してPSGを率いるウナイ・エメリ監督は「PKを担当するファーストチョイスはカバーニだ。二番目がネイマールになる」と明言した。
これにより、PKの“キッカー問題”には決着がつくことになった。しかし同紙は、初めは両選手の話し合いで解決できると語っていたエメリ監督が、再びこの問題にコメントしたのには、両選手同士では決まらなかったことが原因なのではないかと報じている。問題は解決したように見えて実際は、すべてが解決したわけではないのかもしれない。