ネイマール(右)らとの定位置争いに挑んでいるドラクスラー(左)
大型補強によって今夏の移籍市場における話題を独占したパリ・サンジェルマンでは、熾烈な定位置争いが繰り広げられていることは想像に難くない。激化する競争に身を置く中、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーはレギュラー奪回への自信を失っていないようだ。21日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。
ドラクスラーは昨シーズン途中、ヴォルフスブルクからパリ・サンジェルマンに加入。シーズン後半だけでリーグ・アン17試合に出場し、4ゴールを記録するなど主力選手として活躍した。
しかし、ドラクスラーと同じ左ウイングでのプレーを得意とするブラジル代表FWネイマールの加入によって状況は一変。今シーズンはリーグ・アン第6節終了時点で先発出場が1試合のみとなっており、控えに甘んじている。
昨シーズンからの変化についてドラクスラーは、「自分はコンフェデレーションズカップが終わってからチームに合流した。だから他の選手よりも遅れを取った状況でシーズンが始まってしまった」と原因を分析。ウナイ・メリ監督へアピールする時間が少なかったことが、控えに回ることになった理由であると考えているようだ。
そして同選手は「少しずつだけど、前進していると思う。スタメンでプレーできるように、これからもトレーニングの中で全てを出しきっていくつもりだし、自分の目標を達成できるという確信がある」とコメント。ネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバペらとのハイレベルな競争に挑む姿勢を見せている。
(記事/Footmedia)
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