クープ・ドゥ・フランスのモナコ戦に先発出場したDF酒井宏樹(左) [写真]=Getty Images
クープ・ドゥ・フランスのラウンド16が1日に行われ、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユとモナコが対戦した。酒井は先発出場を果たした。
試合は開始19分、モナコがマルセイユのGKヨハン・ペレのオウンゴールで先制。しかしながら、前半終了間際にディミトリ・パイェが左からのクロスに左足で合わせ、マルセイユが同点として前半を折り返した。
マルセイユは65分に勝ち越しゴールを許し、再び1点ビハインドとなったが、84分に再度試合を振り出しに戻す。右サイドをオーバーラップした酒井がエリア内右の深い位置でボールを受ける。中の様子を確認して右足でラストパスを送ると、ゴール前のレミ・カベッラがゴールに流し込んだ。マルセイユが土壇場で追いつき、延長戦に持ち込んだ。
試合は延長戦に突入しても打ち合いとなる。延長前半の104分にカウンターからモナコがまたも勝ち越すが、延長後半の111分にマルセイユがこの試合3度目の同点ゴールを叩き込む。しかしながら、最終的には113分にモナコが4度目の勝ち越し点を奪い、これが決勝点となった。
乱打戦となった試合は4-3でモナコが勝利を収め、ベスト8へと駒を進めた。なお、酒井は延長前半の97分までプレーした。
【得点者】
0-1 19分 オウンゴール(ヨハン・ペレ)(モナコ)
1-1 43分 ディミトリ・パイェ(マルセイユ)
1-2 65分 キリアン・ムバペ(モナコ)
2-2 84分 レミ・カベッラ(マルセイユ)
2-3 104分 バンジャマン・メンディ(モナコ)
3-3 111分 レミ・カベッラ(マルセイユ)
3-4 113分 トマ・ルマル(モナコ)
By サッカーキング編集部
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