恐喝容疑が未だ晴れていないベンゼマ [写真]=VI Images via Getty Images
レアル・マドリードに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマが、押収されていた4万4000ユーロ(約500万円)を返却されるようだ。15日付けのフランス紙『ル・ドーフィネ』が報じている。
フランス代表で同僚だったMFマテュー・ヴァルブエナ(リヨン)のセックステープを利用して恐喝した疑いが持たれているベンゼマ。未だ裁判は終わっておらずフランス代表への復帰も叶っていないが、昨年11月に同選手の自宅に捜査が入った際に押収された資金が、本人の手元に返ってくることが決定した。
同紙によれば、昨年11月に起訴された際、ベンゼマはパソコンや携帯電話とともに4万4000ユーロを押収されていた。これに対しヴェルサイユにある裁判所は、法的根拠に欠けた判断だとして金額分の返却を命じたという。『ル・ドーフィネ』は、この一件をベンゼマにとっての“最初の勝利”として報じた。
ベンゼマは事件発覚後フランス代表に招集されておらず、6月に母国で開催されたユーロ2016への出場も叶わなかった。同選手の復帰を望む声が多いのも事実だが、無罪判決が下されるまで再招集は難しいと考えられている。
By サッカーキング編集部
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