フランス代表復帰の可能性が出てきたベンゼマ(写真は昨年10月) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属する元フランス代表FWカリム・ベンゼマに関して、FFF(フランスサッカー連盟)のノエル・ル・グラエ会長がコメントした。22日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
昨年10月、リヨンに所属する元フランス代表MFマチュー・ヴァルブエナに対する恐喝容疑が浮上したベンゼマ。その影響で12月には、FFFから同選手をフランス代表に選出しないことが発表され、代表追放となっていた。
同紙によると、グラエ会長は追放処分について言及。「ベンゼマは永久的な停止処分を受けているわけではない。私自身も、彼の一生にわたる追放処分に賛成していない」とベンゼマに対する処分が永久的に続くものではないことを明言した。
ベンゼマは現在母国フランスで開催されているユーロ2016のメンバーからも落選した。グラエ会長は、「法的な手続きがもっと迅速に行われればよかった」とコメントし、恐喝容疑が未だに解決へ至っていない状況を悔やんだ。
現在28歳のベンゼマは、2008年3月28日の国際親善試合オーストリア代表戦でフランス代表デビュー。以来、81試合に出場し27得点をマークしてきた。しかし、昨年10月の恐喝騒動発生後は1度も同国代表に招集されていない。
By サッカーキング編集部
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