去就注目のイブラ、今夏での現役引退も?…「進路はすでに決めた」

イブラヒモヴィッチ

パリSG退団の意向を示しているイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images

 パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、今夏に現役を引退する可能性を示唆した。イギリス誌『Four Four Two』が29日付で伝えている。

 パリ・サンジェルマンとの契約が今シーズン限りで満了を迎えるイブラヒモヴィッチは、アーセナルやチェルシー、マンチェスター・U、ウェストハムなどプレミアリーグ強豪クラブからの関心が報じられている。27日付のイギリス紙『デイリーメール』は、すでに3クラブからオファーがあり、イブラヒモヴィッチ自身も「プレミアリーグ(のクラブ)から興味を持たれている。それは間違いないよ」と、明らかにしていると報じた。

 しかし今回の報道によると、イブラヒモヴィッチは移籍以外の選択肢も考慮しているようだ。

 スウェーデンメディア『TV4』で、イブラヒモヴィッチは「今年の夏には何が起きても不思議ではない。もしかしたら今シーズン限りで引退するかもしれない。誰も、その可能性について考えていないけれどね。人々は最後の1年をよく覚えているものだし、頂点に立った時点で引退するのも悪くないからさ。これからどうなるか見てみよう。将来の進路についてはすでに決めたし、自分の決意に迷いはない」と語り、今夏に引退する可能性を示唆している。

 イブラヒモヴィッチは今シーズン、リーグ・アン第31節終了時点で25試合出場27ゴールを記録。パリ・サンジェルマンは13日の第30節トロワ戦で9-0と圧勝した時点で、8試合を残しての史上最速でのリーグ制覇、4連覇を決めた。イブラヒモヴィッチは同試合後、「エッフェル塔を自分の銅像に建て替えることはできないだろう…。クラブの首脳陣でも不可能だろうと思う。でも、もしそれが実現したら、ここに残るよ。約束するよ」と、冗談を交じえつつ、退団の意向を明かしている。

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