10月8日に行われた親善試合に出場したフランス代表FWベンゼマ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマが、来年同国で開催されるユーロ2016を欠場する可能性が浮上した。28日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。
リヨンに所属するフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナに対する恐喝事件に関与した疑いがかけられているベンゼマ。同紙によると、フランス紙『レキップ』が「UEFA(欧州サッカー連盟)当局はベンゼマのユーロ2016出場を禁止する可能性がる」と報じたという。
また、同選手は21日に行われたバルセロナとの“クラシコ”の試合開始前、パリで起こった同時多発テロによる犠牲者に黙祷が捧げられた後、フランス国歌『ラ・マルセイエーズ』が流れた直後に唾を吐いたことが問題視されている。
この行為に対し、同国の女性政治家で元大臣のナディーヌ・モラノ氏が「ベンゼマはこれ以上、フランス代表チームでプレーすべきではない。彼の行為はフランス代表参加の権利をはく奪することにより、罰されるべきだ」と、ベンゼマを代表から追放すべきだと痛烈に非難していた。
By サッカーキング編集部
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