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「クソな国」発言のイブラに4試合出場停止処分…リーグ杯決勝は出場可

2015.04.10

出場停止を科せられたイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images

 LFP(フランス・リーグ機構)は9日、パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに対し、リーグ戦4試合の出場停止処分を科すことを公式HP上で発表した。なお、同処分は14日から適応される。

 イブラヒモヴィッチは、3月に行われたリーグ・アン第29節のボルドー戦で主審を務めたリオネル・ジャフレド氏に対し、「15年間の選手生活の中で、ここまで最低な審判は初めて見た。このクソな国でな。この国はパリ・サンジェルマンに相応しくない」と侮辱的な発言をした様子がカメラに収められ、フランス・サッカー界だけでなく政治家なども巻き込んだ騒動に発展していた。

 発言後、イブラヒモヴィッチはクラブ公式HPを通じて「フランスや、フランスの人たちに向けたコメントではなかった。発言が想像以上の解釈をされている。傷ついた人がいるなら、謝罪したい」と謝罪コメントを発表したが、3月19日にLFPから事情聴取を受けていた。

 この結果、同選手はリーグ第33節のニース戦、同34節のリール戦、同32節延期分のメツ戦、第35節のナント戦を欠場することになる。一方、処分の適応は14日からとなるため、11日に行われるフランス・リーグ・カップ決勝のバスティア戦は出場が可能だ。

 パリ・サンジェルマンは第30節でようやくリーグ戦の首位に立ったが、2位リヨンとの勝ち点差はわずか1である。クラブは終盤戦に向けて、エースの出場停止という大きな痛手を負うことになった。

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