パリSGのアル・ケライフィ会長（右）がカバーニ入団会見でコメント [写真]＝PSG via Getty Images
パリSGは16日、ナポリに所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを獲得したとクラブ公式HPを通じて発表した。契約期間は5年で、背番号は9と併せて発表された。フランス紙『レキップ』は、パリSGがフランス史上最高額となる移籍金6400万ユーロ（約83億5000万円）をナポリに支払ったと報じている。
入団会見に同席したパリSGのナセル・アル・ケライフィ会長が、カバーニ加入についてコメントした。クラブの公式HPが伝えている。
「カバーニの加入を発表できて、非常にうれしく思っている。この移籍（実現）は簡単ではなかったが、ついに成し遂げることができた。我々の目標は（リーグアンで）チャンピオンになること、そしてチャンピオンズリーグでできる限り上へ行くことだ。彼の加入は、我々のプロジェクトの実現性を示すもの。ヨーロッパ最大のクラブになるという目標を追い続けることができる」
現在26歳のカバーニは、ウルグアイのダヌービオでプロデビュー。2007年1月にパレルモへ移籍し、欧州での挑戦をスタートさせる。パレルモで3シーズン半を過ごし、2010年夏にナポリへ加入し、得点力を爆発させる。加入初年度の2010－11シーズンにリーグ戦26得点を挙げると、翌シーズンも23得点を記録した。昨シーズンは34試合に出場して29得点を挙げ、得点王に輝いた。