2013.06.20

レアルへのヴェッラッティ流出阻止に向け、PSGが年俸を最大4倍増へ

ヴェッラッティ
多くのクラブから関心の集まるヴェッラッティ(左)とレアル行きが噂のアンチェロッティ監督(右) [写真]=Getty Images

 パリSGが、レアル・マドリードが獲得を狙っているとされるイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの流出阻止に向けて大きな一手を打つ構えのようだ。

 パリSGで移籍初年度から中盤の要として活躍したヴェッラッティは、18日に閉幕したU‐21欧州選手権でも母国イタリアの準優勝に貢献。A代表のチェーザレ・プランデッリ監督からも、現在参加中のコンフェデレーションズカップ内での会見で「このチームでプレーする準備ができている」と太鼓判を押されるなど、一段と評価が高まっている。

 一方、新シーズンに向けた補強の目玉としてトッテナムのウェールズ代表MFギャレス・ベイルの名が連日のように取り沙汰されているレアル・マドリードだが、チーム計画が固まるのはチェルシーへと渡ったジョゼ・モウリーニョ前監督の後任決定後となる。そして、その最有力候補と目されているパリSGのカルロ・アンチェロッティ監督が新指揮官に就任した場合、教え子であるヴェッラッティの獲得への動きが強まるとの見方も多い。

 また、ヴェッラッティに対しては、プレミアリーグ王者のマンチェスター・Uを筆頭とするイングランドの強豪や、本人がファンであることを発言しているセリエA連覇中のユヴェントスなど、多くのビッグクラブが関心を寄せている。

 そのヴェッラッティは、「自分の将来は監督の去就とはリンクしていない。僕はパリで幸せであり、パリSGでプレーを続けたいと思っている」とコメントしているものの、現在の年俸は85万ユーロ(約1億1000万円)と低いため、他クラブから狙われやすい状況にある。

 フランス紙『レキップ』によると、この事態を危惧するパリSGのレオナルドGM(ゼネラル・マネージャー)は、ヴェッラッティの給与アップを決断した模様で、現在の年俸を基本給で3倍、インセンティブを含めれば4倍に増額するオファーを提示する予定とのことだ。

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