北マケドニア代表に勝利したオランダ代表 [写真]=Getty Images
EURO2020のグループC最終節が21日に行われ、北マケドニア代表とオランダ代表が対戦した。
北マケドニアは2戦2敗の勝ち点「0」でグループ最下位、2連勝のオランダはグループ首位が試合前に決定。北マケドニアのFWゴラン・パンデフはこの試合が代表戦で最後の試合となる。オランダはすでに決勝トーナメント進出が決まっているものの、FWメンフィス・デパイやMFフレンキー・デ・ヨング、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、DFマタイス・デ・リフトといった主力メンバーが先発出場した。
試合開始9分、北マケドニアが最初のチャンスを作る。パンデフに縦パスが入ると、パンデフはワンタッチでイヴァン・トリチコフスキにスルーパス。トリチコフスキは右サイドで相手DFの裏に抜けてパスを受け取ると、GKとの1対1を制してゴール。しかし、オフサイドの判定により得点は認められない。
オランダは12分、デイリー・ブリントが自陣からロングパスを前線に供給。パスを収めたデパイは、エリア右からシュートを放つが、わずかに枠の左にそれる。
24分、ブリントが自陣でボールを奪うと、カウンターの流れからドニエル・マレンがボールを縦に運ぶ。マレンは右サイドに流れると、ゴール前に入ってきたデパイにグラウンダー性のクロス。デパイは左足でゴール左に押し込み、オランダが先制した。
前半はオランダの1点リードで終える。後半に入ると同時に、オランダはデンゼル・ダンフリースとステファン・デ・フライを下げて、ステフェン・ベルハイスと20歳のユリエン・ティンバーを投入。
敵陣でボールを奪ったオランダは51分、途中出場のベルハイスが左サイドのデパイにスルーパスを出す。デパイはゴール前に折り返すと、最後はワイナルドゥムが流し込み、オランダが追加点を獲得した。
さらに58分、デパイが相手DFの裏に抜けてマレンのスルーパスに反応すると、エリア左からワンタッチで右足を振り抜く。ゴール右下を狙ったシュートをGKが弾くが、こぼれ球をワイナルドゥムが押し込みゴール。オランダは3点目を獲得した。
北マケドニアは69分、この試合で代表を引退するパンデフを下げて、ティホミル・コスタディノフを投入する。
その後スコアは動かず試合終了。オランダが3-0で北マケドニアに勝利を収めて3連勝を飾り、10試合連続で複数得点を記録した。
【スコア】
北マケドニア代表 0-3 オランダ代表
【得点者】
24分 0-1 メンフィス・デパイ(オランダ代表)
51分 0-2 ジョルジニオ・ワイナルドゥム(オランダ代表)
58分 0-3 ジョルジニオ・ワイナルドゥム(オランダ代表)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト