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エリクセンが植え込み型除細動器を装着へ…アヤックス時代の同僚ブリントも使用

2021.06.17

エリクセンがICDを装着へ [写真]=Getty Images

 デンマークサッカー協会(DBU)は17日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが植え込み型除細動器(ICD)を装着する予定だと協会の公式ツイッターで発表した。

 エリクセンは12日に行われたEURO2020・グループB第1節フィンランド戦の43分、突然意識を失って倒れ込み、ピッチ上で心臓マッサージなどの救命処置を受けていた。すぐに意識を取り戻し、15日には自身のSNSで無事を報告していたが、現在も検査のため入院を強いられている。

 DBUの発表によると、デンマーク代表のチームドクターが心臓の専門医と話し合った模様。チームドクターは「クリスティアンは様々な心臓検査を受けた結果、ICDを装着することになりました。クリスティアンはこの解決策を受け入れ、さらに、国内外の専門家が同じ治療法を推奨していることから、この計画が承認されました」と説明している。

 ICDとは、体内で心臓の電気的活動を常に監視する装置。致死性の不整脈を感知すると、すぐに電気ショックによる治療を行い、心臓の動きを正常に戻す。

 なお、エリクセンとアヤックス時代にチームメイトだったオランダ代表DFデイリー・ブリントも、ICDを装着してプレーしている。ブリントは2019年12月10日に行われた試合中に目まいを起こし、その後の検査で心筋炎と診断された。同20日に皮下植え込み型除細動器の適用処置を受け、約2カ月後からプレーを再開。EURO2020にも参加している。

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