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6月初旬のユーロ予選に独代表レーヴ監督は帯同せず…理由は筋トレ中にダンベルが…

2019.06.01

ドイツ代表監督就任以来、レーヴ監督が代表戦のスタジアムにも入らないことは、今回が初めてとなる [写真]=Getty Images

 ドイツサッカー連盟によるプレスリリースが記者向けにEメールで送付されると、その内容は瞬く間にニュースとなった。タイトル通り、「マルクス・ゾルクアシスタントコーチが、対ベラルーシと対エストニア戦でヨアヒム・レーヴ監督の代理を務める」ことになったのだ。

 公式声明には、スポーツ中の事故としか書かれていたなかったが、『ビルト』によれば原因は“ダンベル”を胸に落としてしまったことが原因だという。同紙によれば、この事故は数週間前までさかのぼる。当初はレーヴ監督本人も気にしていなかったが、体調不良のために地元フライブルクの医者に診断してもらったところ、動脈の一部が潰れ、血流に支障が出ていたという。

 幸いにも手術は無事に終了し、現在は快復に向かっている。担当の医師は数週間の療養を勧めたことにより、今回の決定が下された。2006年のドイツ代表監督就任以来、レーヴ監督が代表戦のスタジアムにも入らないことは、今回が初めてとなる。2008年のユーロ準々決勝(ポルトガル戦)では、ベンチ入りが禁止されたものの、スタンドから試合を観戦していた。

 昨年から筋力トレーニングを始めたことがたびたび話題にされていたレーヴ監督は、「今では体調もだいぶ良くなったが、これから4週間ほど少し療養しなければならなくなってしまった。コーチングスタッフとは、常に連絡を取り続けている。この2試合に関して、電話で密に連絡を取り続けることになるだろう。マルクス・ゾルク、アンディ・ケプケ、そしてオリバー・ビアホフは長いこと共に仕事をして、経験も豊富だ。この短期間の休養期間も、協力しながら乗り越えていけるだろう」と話している。

By サッカーキング編集部

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