PK戦を制したドイツの選手たちが歓喜の疾走 [写真]=NurPhoto via Getty Images
U-21欧州選手権準決勝が27日に行われ、U-21イングランド代表とU-21ドイツ代表が対戦した。
グループAを2勝1分けで突破したイングランドと、グループCの2位通過を果たしたドイツの対戦。均衡を破ったのはドイツだった。35分、ダヴィー・ゼルケがペナルティーエリア右奥からのクロスボールに反応し、ヘディングシュートを突き刺した。
先制を許したイングランドは6分後に反撃。右CKからゴール前で混戦となり、最後はデマレイ・グレイがこぼれ球に反応して左足シュートを決めた。前半は1-1で終了した。
後半立ち上がり、勝ち越しに成功したのはイングランドだった。右サイドを突破してペナルティーエリア内へ入ると、最後はタミー・アブラハムが折り返しに詰めて2-1と逆転に成功した。
粘るドイツは70分、左CKからニアサイドに飛び込んだフェリックス・プラッテが打点の高いヘディングシュートを突き刺して2-2の同点に。90分を終え、試合は延長戦に突入した。
延長戦でも両者譲らず、決着はPK戦へ。互いに2人目のキッカーが失敗し、先攻のドイツは5人目を終えて4人が成功。そしてイングランドの5人目、ネイサン・レドモンドのシュートをドイツGKユリアン・ポラースベックが止めた。2本のシュートを阻止したGKポラースベックの活躍で、ドイツがPK戦を4-3で制した。
決勝は28日に行われ、ドイツはスペインと対戦する。
【スコア】
U-21イングランド代表 2-2(PK:3-4) U-21ドイツ代表
【得点者】
0-1 35分 ダヴィー・ゼルケ(U-21ドイツ代表)
1-1 41分 デマレイ・グレイ(U-21イングランド代表)
2-1 50分 タミー・アブラハム(U-21イングランド代表)
2-2 70分 フェリックス・プラッテ(U-21ドイツ代表)
By サッカーキング編集部
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