強豪イタリアを撃破したU-21チェコ代表 [写真]=Getty Images
22日、U-21欧州選手権グループステージ第2節が行われ、U-21チェコ代表とU-21イタリア代表が対戦した。
前節ドイツに負けたチェコが決勝トーナメント進出を懸け、強豪イタリアに挑んだ。
24分、試合が動く。DFからのロングフィードをチェコのパトリック・シックがヘディングで左後方にうまく流し、イタリアDFが足すべらせた隙を、ミハル・トラーヴニークがしっかりついた。トラーヴニークはシックから受け取ったボールをペナルティエリア手前まで運び、相手DFにプレスをかけられつつも右足でシュートを放つ。ボールはゴール左隅に突き刺さり、チェコが先制に成功。その後チャンスを作るも両チーム得点には至らず前半を折り返す。
後半も試合は拮抗し70分、ついにイタリアの得点が生まれる。DFからのロングフィードで裏に抜け出したイタリアのドメニコ・ベラルディが相手GKとの一対一になり、一度は止められるものの、最後は頭で押し込み、スコアをタイに戻した。
勢いに乗ると思われたイタリアだが9分後の79分、チェコのマレク・ハヴリークグがペナルティエリア手前中央でボールを受け取りペナルティエリアに侵入。混戦の中右足でシュートを放つ。ゴール右隅にシュートが決まり、チェコがイタリアから勝ち越した。
そして終了間際の85分、チェコのミハエル・リュフトネルがセンターライン付近で相手からボールを奪うと、敵陣中央までボールを運びロングシュート。強烈なシュートはゴール右隅に決まりチェコがイタリアを突き放した。
試合はこのままタイムアップ。3-1でチェコが試合に勝利し、決勝トーナメントに望みをつないだ。
勝ち点が並んだチェコは24日にデンマークと、イタリアはドイツと最終節を戦う。
【スコア】
U-21チェコ 3-1 U-21イタリア
【得点者】
1-0 24分 ミハル・トラーヴニーク(チェコ)
1-1 70分 ドメニコ・ベラルディ(イタリア)
2-1 79分 マレク・ハヴリークグ(チェコ)
3-1 85分 ミハエル・リュフトネル(チェコ)
By サッカーキング編集部
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