ユーロ2016でも、試合後にピッチで家族と喜ぶ選手の姿が見られる(左はペペ、右はベイル) [写真]=Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)が、決勝が終了した際にピッチ上で行なわれる優勝セレモニーに選手たちの家族が参入するのを禁止するかもしれない。スペイン紙の『マルカ』が5日付で報じている。
ピッチ上で選手たちが家族と優勝の喜びを家族と分かち合う祝う姿を観るのは、4年後のユーロ2020では見られなくなるかもしれない。なぜなら、UEFAが公認されていない関係者をピッチに入れるのを禁止したがっているからだ。
UEFAでトーナメント・ディレクターを務めるマーティン・カレン氏は、「完全に反対しているというわけではないが、安全を確保するために慎重にならなければならない。これはユーロという大会であって、家族パーティーではないからね。スタジアムは子どもたちにとって安全な場所ではないんだ。基準を満たした人物しかピッチには入れたくない。それが誰であってもね」と語り、選手たちの家族がピッチに参入するのを禁止する可能性を明かしている。
またカレン氏は、子供たちをピッチに参入するのを厭がる理由として芝を保護する必要性を強調している。ユーロ2016決勝の舞台であるスタッド・ド・フランスの芝の状態について、「まだ決勝まで1週間あるが問題はないだろう。スタッド・ド・フランスの芝を最近の試合で見たが、芝の質はかなり良くなっている。最高だとは言えないが、良い状態にある」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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