2016.07.03

アンリ氏らが伊代表FWザザとペッレを酷評「史上最悪のPKを見た」

シモーネ・ザザ
PKを外してしまったイタリア代表FWシモーネ・ザザ(左) [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 ユーロ2016準々決勝が2日に行われ、イタリア代表はドイツ代表と対戦した。イタリアはドイツに先制を許したものの、DFレオナルド・ボヌッチのPKで同点に追いつき90分間を終える。試合は延長戦でも決着がつかずPK戦に持ち込まれたが、イタリアは9人中4人が失敗。5-6でPK戦を落とし、ベスト8で敗退となった。

 イギリス国営放送『BBC』で同試合の解説者を務めた元フランス代表のティエリ・アンリ氏と元イングランド代表のアラン・シアラー氏が、PK戦でシュートを外したイタリア代表FWシモーネ・ザザユヴェントス)とFWグラツィアーノ・ペッレサウサンプトン)の2選手を酷評した。同日付のイギリス紙『デイリー・メール』が両者のコメントを伝えた。

 イタリアの2番手で登場したザザは、延長後半アディショナルタイム1分にDFジョルジョ・キエッリーニと交代で登場。ピッチに立った時間は30秒ほどで、“PK要員”として投入された。同選手はPKを得意としていたものの、小刻みなステップの助走から放ったシュートは大きく枠を逸れてしまった。一方、4番手のペッレはシュートを蹴る前にGKマヌエル・ノイアーへ向けて、チップキックを狙うというジェスチャーを見せた。心理戦に挑んだが、結局チップキックでシュートを狙うことはなく、左下を狙ったシュートはポストの外側へ外れてしまった。

シモーネ・ザザ

ザザのシュートは枠を大きく外れた [写真]=Getty Images

グラツィアーノ・ペッレ

ペッレは“駆け引き”に失敗し、シュートは枠の左へ外れてしまった [写真]=Getty Images

 アンリ氏はイタリアの敗退について「誰もが(最後にPKを外した)(マッテオ)ダルミアンのことを記憶に留めるだろう。でも、もし僕がイタリア人ならザザの助走とペッレがGKにチップキックで蹴ると言っていたことを忘れないだろう」とコメント。「プレッシャーは時に普段しないことをさせてしまう。前日までの彼らなら失敗しなかっただろう。我々は史上最悪のPKを見たね」と両選手に厳しい評価を下した。

グラツィアーノ・ペッレ

PK戦でシュートを外してしまったペッレ [写真]=Getty Images

 また、シアラー氏も「私が見た中で最も酷いPKだったね。(ザザの)あの助走は一体何だい? 信じられないよ。ボールの前でダンスしていた。ペッレにいたってはキーパーにチップキックをすると言っていたんだよ。他に集中すべきことがあったにもかかわらずね」と批判している。

イタリア代表

PK戦で敗れ、呆然とするイタリアの選手たち [写真]=Anadolu Agency/Getty Images


 一方、同じく解説者を務めていた元イタリア代表のジャンルカ・ヴィアッリ氏は「(PK戦での決着)はいつも残酷だ。だが受け入れなくてはいけないね。PKは簡単じゃないんだ。ノイアーや(ジャンルイジ)ブッフォンのような偉大なGKが守っているときは、ゴールが小さく見えるものだ」と両選手を擁護した。


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