快進撃を続けるウェールズ代表 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ユーロ2016で、初参戦のウェールズ代表の快進撃が続いている。グループステージを首位で通過し、決勝トーナメント1回戦では北アイルランド代表を撃破。7月1日には準々決勝のベルギー代表戦に臨む。
これまでの健闘はメディアやファンの間で大きな話題となっているが、当の選手たちも予想していなかったようだ。6月30日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
同紙によれば、DFニール・テイラー(スウォンジー)は1日の準々決勝前日に、予定を入れてしまっていたようだ。妻の誕生日を祝うため、6月30日にカーディフで行われるビヨンセのコンサートに行くことを予定しており、数日前にチケットが届いたという。同選手は「日付までは確認してなかったんだ。カーディフでビヨンセのコンサートと書いてあるのを見て、これはいいって思ったんだよ」と、経緯を明かしている。
またDFクリス・ガンター(レディング)は、兄弟の結婚式に出席できなくなったという。同選手の兄弟であるマルクさんはメキシコで挙式をあげる予定だったが、付添人として重要な役割を果たすはずだったガンターはユーロ2016に参加中。同選手は「スピーチをスカイプですることになるのは、これが初めてだよ」とジョークを飛ばしている。挙式の予定はウェールズが本大会への出場を決める前に決定しており、その時にはまさか同代表がベスト8へ進出するなどととは、誰も思わなかったようだ。
ウェールズ代表は7月1日、ベスト4進出をかけてベルギー代表と対戦する。選手たちも考えつかなかったような“想定外”の活躍は、どこまで続くのだろうか。
By サッカーキング編集部
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