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「最高の代表ではなかった」…奮起を誓うピケ「レベルを上げないと」

2016.06.28

ユーロ敗退が決まり、ピケは「勝てるレベルになかった」と振り返った [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 ユーロ2016決勝トーナメント1回戦が27日に行われ、スペイン代表はイタリア代表に0-2と敗戦。ベスト16敗退が決まり、3連覇達成は叶わなかった。

 試合後、スペイン代表DFジェラール・ピケバルセロナ)が敗戦を振り返り、「ワールドカップとユーロを制した時のレベルにはなかった」と語った。スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 ベスト16での敗退が決まり、ピケは「選手たちのレベルだけではなく、多くの状況が絡み合っていると思う。プレースタイルの面では(今までと)同じようにプレーしたいと思っていたけど、同じように効果的だったかというと、そうではなかった」と自分たちのプレーを振り返った。そして「今後の2年間で(ロシア・ワールドカップ)予選を勝ち抜くため、スタイルとプレーのレベルを見ていかないといけないね。チームとして大いに反省しなければいけない。大きなトーナメントで本当に勝ちたければ、レベルを上げなければいけないんだ」と今後を見据え、以下のように続けた。

「(6月7日に行われた国際親善試合)ジョージア戦に(0-1で)敗れた後に、僕は『自分たちは優勝候補ではない』と言っていた。多くの試合を名前で勝ってきたと思う。だけど、僕たちは最高の代表チームではなかった。今日はそのことが実証されたし、(グループステージ第3節の)クロアチア戦もそうだった。僕たちはとても素晴らしい選手が揃ったチームだけど、今はトーナメントを勝てるようなレベルにはない」

 自分たちのプレーレベルが優勝には値していなかったと述べたピケ。対戦相手のイタリア代表については「彼らが好むプレーをしていたし、大会を制する力があると思う。イタリアはイタリアだった。彼らは全員、規律に従って良い仕事をするチームだ。ビッグネームはいないけど、プレーのやり方をとてもよく理解している。優勝候補だよ」と称えた。

 また、去就が注目されているビセンテ・デル・ボスケ監督については「彼は自分の将来を決める権利を持つことに値することをやってきた。どう決断するのか、見てみよう。この国のサッカーにおいて彼はとても重要な人間だし、彼が自身の将来を決めるべきだと思う」と話した。

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