デシャン監督、アイルランドに警戒心「フットボールを知っている」

デシャン

フランスのデシャン監督が、アイルランド戦の前日会見に臨んだ [写真]=UEFA via Getty Images

 フランス代表は26日、ユーロ2016・決勝トーナメント1回戦でアイルランド代表と対戦する。ディディエ・デシャン監督が前日会見に出席し、コメントをUEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が伝えている。

 同監督は「ノックアウトステージは、いろんなことをエキサイティングにしてくれるんだ。もちろん、それが我々の妨げになったり、それによってチームがもろくなったりすることはないよ」と、いよいよ始まる決勝トーナメントへ意気込みを述べた。

 グループステージ3試合ではわずか1失点と、安定した守備を披露しているフランス。指揮官は「トップレベルでは、よく守ることが必要とされる。だけど、相手より1点多く取らなければ、勝つことはできない」とした上で「ここまでは頑張ってきたし、ディフェンス面の不安に向き合って、できるだけ堅く守ろうとしてきたんだ」と、堅実な戦いに満足感を示した。

 対戦相手のアイルランドについては「いいハートを持っているだけでなく、よく動いている。グループステージでは、ダイレクトなサッカーをしているにもかかわらず、ちゃんとボールをキープしていたよ。彼らのスタイルにあったFWがいて、しっかりセカンドボールを拾ってくるんだ」と分析し、MFウェズ・フーラハン(ノリッジ)やFWシェーン・ロング(サウサンプトン)らの名前を挙げて、「フットボールとは何かを知っている選手たち」と評価している。

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