スペインとの決勝T1回戦を展望したコンテ監督 [写真]=Getty Images
22日に行われたユーロ2016・グループステージ第3節、グループEでは首位通過がすでに決まっていたイタリア代表がアイルランド代表に0-1と敗戦。2勝1敗でグループステージを終えた。
今大会初失点と初黒星を喫したイタリア代表。アントニオ・コンテ監督が試合後に敗戦を振り返った。同監督はイタリアメディア『Sky』のインタビューに応じている。
先発メンバーを大幅に入れ替えて第3節に臨んだコンテ監督は「求めていた答えを得た。選手に不満を述べることはほとんどないよ。ピッチコンディションが相手にとってのアドバンテージとなり、フィジカルを全面に押し出す形の試合だった。つなぐスタイルを試みようとする者にとっては(グラウンドコンディションは)アドバンテージとはならなかった」と振り返り、選手たちの姿勢には満足していることを明かした。
さらに同監督は「我々の最も良い時間帯に失点を喫してしまった。身体同士がぶつかる度にエネルギーを浪費した。簡単な試合ではなかったね。先発メンバー8人入れ替えても、チームの体をなしていた。(選手たちの)考えは見て取れたよ。サッカーができるようなピッチではなかったが(パスを)つなぐようなスタイルを心がけた」と続けた。
2勝1敗でグループE首位通過を果たしたイタリア代表は27日、決勝トーナメント1回戦でスペイン代表と対戦する。2連覇中の王者との激突に向けてコンテ監督は「不運な(組み合わせ)結果だ。世界で最も強いチームの1つと戦うのだからね。ピッチの上でコミュニケーションを取るように努めて全力を尽くすよ。不満を述べるようなことはあってはならない」と話している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト