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自国W杯控えるロシア、ユーロ敗退で指揮官が辞任へ「全責任は私に」

2016.06.21

ユーロ敗退決定後、辞意を表明したスルツキ監督 [写真]=Getty Images

 20日に行われたユーロ2016・グループステージ第3節、グループBではロシア代表がウェールズ代表に0-3と完敗。1分け2敗の勝ち点1、グループ最下位で敗退が決まった。

 白星を挙げることなく敗退が決まり、ロシア代表のレオニード・スルツキ監督が辞任の意向を表明した。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 スルツキ監督は「今夜の試合を含め、不甲斐ないパフォーマンスをしてしまった。ファンに謝りたいと思う。スタジアムに来てくれたファンやテレビの前のファンに対して、レベルの低いプレーを見せてしまったことを申し訳なく思っている」と謝罪の意を表明し、「全ての責任は私にある。次の大きな大会(自国開催の2018年ワールドカップ)に備え、別の監督がチームを引き継ぐべきだ」と、辞任する意向を明かした。

 スルツキ監督は1971年生まれの45歳。2009年10月からCSKAモスクワの指揮を執り、日本代表FW本田圭佑(現ミラン)らを指導した。2015年8月にファビオ・カペッロ前監督の後任としてロシア代表の指揮官に就任。CSKAモスクワとの兼任で代表チームを率いていた。当初の契約期間はユーロ2016予選終了までだったが、本大会出場権獲得に伴い、指揮を継続していた。

 ロシアは2018年に自国開催のワールドカップを控えている。開幕まで約2年というタイミングで、新指揮官探しに着手することとなった。

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