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チェコ主将ロシツキー、全治最長6週間…負傷離脱も支援のためチーム帯同

2016.06.19

チェコ代表の主将ロシツキー。クロアチア戦で負傷し離脱が決まった [写真]=AMA/Getty Images

 キャプテンとしてチェコ代表をけん引していたMFトマーシュ・ロシツキーが、ユーロ2016から負傷離脱することが決まった。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイト『UEFA.com』が18日に伝えた。

 ロシツキーは、17日に行われたユーロ2016・グループステージ第2節のクロアチア代表戦で先発出場。2点ビハインドの76分には右足アウトサイドの技ありクロスで反撃の狼煙を上げる1点を演出した。だが、クロアチアサポーターの騒動による一時中断から、試合再開直後の92分に太ももを負傷。最後までピッチに立ったが、走れる状態ではなく、足を引きずりながらもプレーを続けていた。

 チェコ代表のドクターによると、ロシツキーは3〜6週間の離脱を強いられる見込み。だが、同選手はこのままフランスに残り、チームメイトのサポートを務めるという。

 ロシツキーは同サイトを通じて、「前半はとても気分よくプレーできていた。僕らは勝点3が必要だったから、僕も自分自身を駆り立てたんだ。でも力が残っていなくて、不幸なことに代償を払うこととなった」とコメントしている。

 なお、クロアチア戦で引き分けに持ち込んだチェコは、グループステージ2試合を終えて1分1敗の勝点「1」。決勝トーナメント進出には、21日に行われる最終節のトルコ代表戦で勝利が絶対条件となっている。

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