ロシア代表戦で決勝ゴールを挙げたスロヴァキア代表MFハムシク [写真]=Getty Images
15日に行われたユーロ2016・グループステージ第2節でロシア代表を2-1と下し、大会初白星を挙げたスロヴァキア代表。試合後、ヤン・コザーク監督は決勝ゴールを叩き込んだMFマレク・ハムシク(ナポリ)に賛辞を送った。UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
32分にヴラディミール・ヴァイスの先制ゴールをアシストしたハムシクは、前半終了間際の45分、左CKから短いパスを受けると、ドリブルでエリア内に侵入し右足を一閃。強烈なシュートが右ポストの内側を叩いてゴールネットを揺らした。スロヴァキアはその後1点を返されたものの、このまま逃げ切り歴史的な1勝を挙げた。
コザーク監督は試合後、「マレク・ハムシクは長い間、スロヴァキア代表で高いレベルのプレーを見せていた。このチームのリーダーであり、今日のパフォーマンスは並外れたものだったね。何度もディフェンス陣を助け、美しいゴールも決めた」と殊勲のハムシクを絶賛。
「彼が今大会のトップ選手になれるほど、このチームが勝ち上がれるかどうかはわからない。ただ、彼はナポリで人間としてもサッカー選手としても成熟した。今なら、もっと大きなクラブでもやっていけるに違いない」と続け、2007年からプレーするナポリで成長を遂げた同選手が、ビッグクラブでも活躍できると主張した。
初白星を挙げたスロヴァキアは2試合を終えて1勝1敗の勝ち点「3」。20日にグループステージ最終節でイングランド代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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