ユーロに臨むドイツ代表DF、テロを警戒「家族は観戦に来ない」

ボアテング

ユーロ2016を狙ったテロについてコメントしたボアテング [写真]=Bongarts/Getty Images

 ユーロ2016開幕を前に、ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(バイエルン)がテロへの恐怖を口にした。8日にドイツ誌『スポーツビルト』が伝えている。

 同誌によると、ボアテングは「私の家族や子どもはおそらく観戦のためにスタジアムへ来ることはないだろう。はっきり言って、リスクが大きすぎる」とコメント。ユーロ2016を狙ったテロ計画を警戒していると同時に、恐怖心を持っていることを明かした。

 また同選手は「このような(安全面の)テーマについて議論しなければならないことは、もちろん本当に悲しい。しかし一方で、そのことについて考えさせられる出来事がたくさん起こってしまった」とコメント。「もし家族がスタジアムに来なければ、私はサッカーだけに集中することができる。ただ最終的に、このこと(家族を呼ぶかどうか)については選手それぞれが決めることだけどね」と話している。

 ドイツ代表はグループCに入り、12日にウクライナ代表との初戦に臨む。16日にはポーランド代表、21日には北アイルランド代表と対戦する。

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