ユーロ2016開催国のフランスに到着したヴァーディ [写真]=The FA via Getty Images
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディがアーセナル移籍に迫っていると複数メディアに報じられる中、イングランド代表のロイ・ホジソン監督が「ユーロに集中してほしい」と、同選手に向けたコメントを残した。イギリス紙『デイリーメール』が6日に報じている。
ユーロ2016に臨むイングランド代表は6日、開催国のフランスへ向けて出発し、現地に到着した。報道によると、ホジソン監督はヴァーディの移籍問題がフランスへの出発前に決着することを望んでいたようだが、実際には同選手の去就に関する発表はなされていない。
同監督は「このチームの選手たちが理解し、受け入れているのは、イングランド代表の活動期間中は(このチームに)集中するということだ」と強調。ヴァーディが移籍騒動の渦中にある現状を憂い、「移籍や将来についての話を遮断するつもりはないが、我々は心配している。イングランド代表はイングランド代表であり、クラブはクラブなんだ」と、代表チームとクラブチームは別物であり「代表チームにいる間は、ここ(ユーロ2016)に集中してほしい」と思いを語った。
ヴァーディに関しては、5日付のイギリスメディア『BBC』が、アーセナル移籍がクラブ間合意に達していると報道。同クラブが契約解除金2000万ポンド(約30億7000万円)を支払い、ヴァーディには現在の週給8万ポンド(約1230万円)を上回る額での契約を準備していると伝えていた。ただ、去就問題は6日中に決着すると報じられていたものの、未だに正式発表は行われていない。
By サッカーキング編集部
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