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「3人しか選ばないなんて」…ドルトムント社長、ドイツ代表選考に不満

2016.05.19

ドルトムントからユーロ2016のドイツ代表に選出されたフンメルス、ロイス、ヴァイグル(左から) [写真]=Bongarts/Getty Images

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ社長が、ユーロ2016に臨むドイツ代表のメンバー選考について不満を漏らした。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は17日、仮メンバーを含む27名の候補リストを発表したが、ヴァツケ社長は「(今シーズンのブンデスリーガで)勝ち点78を獲得したクラブから3人しか選ばないなんて、きっとドイツ代表は非常に調子が良いのだろうね」と、皮肉たっぷりに話したという。

 レーヴ監督はドルトムントからDFマッツ・フンメルスバイエルンへの移籍が決定)とFWマルコ・ロイス、MFユリアン・ヴァイグルを選出。しかし一方では、過去最高に近いシーズンを過ごした元ドイツ代表DFマルセル・シュメルツァー、2014年のブラジル・ワールドカップ優勝メンバーである同DFマティアス・ギンターと同DFエリック・ドゥルムなど、かつての常連組が選外となっている。

 ただ、ヴァツケ社長はヴァイグルの代表入りについては満足しているようで、「彼はドイツ代表に値する選手だ。もしユリアン(ヴァイグル)が地に足をつけ、ドルトムントでやっているようなプレーを今後も続けていけば、彼の前にはとてつもなく巨大な未来が待っている」とコメントしている。

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