伊サッカー協会会長、コンテ監督の残留を希望「彼とは良い友人だ」

タヴェッキオ

会見に臨んだタヴェッキオ会長 [写真]=Getty Images

 イタリアサッカー協会(FIGC)のカルロ・タヴェッキオ会長は11日、会見でイタリア代表を率いるアントニオ・コンテ監督の続投希望を口にした。大手メディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在行われているユーロ2016予選で、イタリア代表は9試合を終えてグループHの首位。1試合を残して本戦出場を確定させている。タヴェッキオ会長は、「我々は余裕を持ち、無敗で予選を通過した。これ以上を望むことなんてできない」と、代表チームの試合結果に満足している。

 13日に行われる同予選最終戦のノルウェー代表戦へ向けては、「いつだって勝利を願っている。2位を目指そうなんて思わない。もちろん、実際に勝利を収めることができるかは別としてね。ローマで行われるノルウェー戦では、たくさんのファンが来てくれることを望んでいる」と述べた。

 今年1月に就任したコンテ監督の契約は本大会終了までとなっている。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同監督が契約期間満了後にクラブチームでの指揮を希望していると伝えたが、タヴェッキオ会長は引き留める意向を明かしている。

「我々はコンテ監督の残留を望んでいるし、彼も残留を希望するなら、ベストな居場所はここだ。彼とは良い友人になれたし、私たちの間に問題があるということは明らかに真実ではない。コンテ監督が残ると決断するのなら、我々には他の候補を探す必要なんてないんだ」

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