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コンテ監督、一発退場のデ・ロッシに苦言「やってはいけない行為」

2015.09.07

ブルガリア戦で退場処分を受けたデ・ロッシ(中央) [写真]=Getty Images

 ユーロ2016予選が6日に行われ、イタリア代表はパレルモでブルガリア代表と対戦し、1-0で辛くも勝利を収めた。

 代表チームを率いるアントニオ・コンテ監督が、試合後にイタリアメディア『Rai』のインタビューに応えている。

 コンテ監督は、「この2試合で勝ち点6を獲ることに成功したが、ただバランスを欠いたことは残念でならない。前線はもっとずる賢くなる必要がある。多くのチャンスを作りはしたが、得点は少なかった」と決定力の低さを嘆いた。一方で、「チームはとてもハードワークしていた。そのことについてはとても満足している」と評価する部分もあった。

 また、MFアンドレア・ピルロの後継者と評されるMFマルコ・ヴェッラッティについては、「もっと成長しなければならないが、素晴らしい選手で、頼りにすることができる選手だ」と将来性については疑いがないと言明。GKジャンルイジ・ブッフォンには「素晴らしいセーブをし、我々にプレゼントをしてくれた。計算できる選手だ」と賛辞を送っている。

 そして、この試合で相手選手に蹴りを入れ一発退場を命じられたMFダニエレ・デ・ロッシについては、「やってはいけない行為だった」と、擁護することなく苦言を呈した。

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