練習を行うイングランド代表FWルーニー（中央） [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uに所属するイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、新加入のフランス代表FWアントニー・マルシャルについて語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が4日に伝えている。
マンチェスター・Uは、移籍市場最終日の1日に、10代選手史上最高額の移籍金3600万ポンド（約66億3000万円）で19歳のマルシャルを獲得した。その後、フランス代表MFモルガン・シュネデルランは、ルーニーがマルシャルを知らなかったと暴露。「正直に言うと、ウェイン・ルーニーは僕に話しかけてきて、マルシャルがどんな選手か聞いてきたんだ」とコメントしていた。
現在、イングランド代表に招集されているルーニーは、5日に行われるユーロ2016予選、サンマリノ代表戦の前日会見に応じ、マルシャルについて質問されると、「いろいろ書かれてるが、正直に言うと彼のことをよく見たことがない。だから彼について多く語れることはないよ」とコメント。だが、「昨シーズンのアーセナル戦（チャンピオンズリーグ）で素晴らしい試合をしていたのは見たよ」と明かすと、「だがら僕らにとって、彼が素晴らしい加入であることを願っている。僕が見たところ彼は多くの能力をもっている。いい選手になると確信しているよ」と語っている。
ルーニーは、これまで代表で通算105試合に出場し48ゴールを獲得。通算106試合に出場し49ゴールを記録したボビー・チャールトン氏のイングランド代表通算最多得点記録に、あと1ゴールと迫っている。
記録更新に期待のかかる同選手は、「もちろん、最も重要なのはチームが良いプレーをすること。ゴールを奪うのは素晴らしいことだし、決めることができたらと思う。だが、重要なのはチームのことだ。試合を楽しみにしているし、僕らにとっていい試合になるよ」と勝利のほうが大事だと語るも、「ストライカーとして、可能な限り多くのゴールを奪いたい。僕が記録を破ると確信している。5日に達成できれば素晴らしいね」と得点にも意欲を見せた。