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8年ぶりにスペインがユーロ予選黒星、相手主将「対等に戦える」

2014.10.10

スペイン相手の勝利を喜ぶスロヴァキア主将シュクルテル [写真]=Getty Images

 ユーロ2016予選グループC第2節が9日に行われ、スロヴァキア代表はホームに前回王者のスペイン代表を迎え、2-1で勝利した。同代表の主将を務めるリヴァプール所属のDFマルティン・シュクルテルが、試合後のインタビューに応えた。同日付のスロヴァキア紙『Novy Cas』がコメントを伝えている。

 ユーロ予選2連勝となったスペインとの試合について同選手は「僕たちは、世界のベストチームの1つであるスペインに勝ったんだ。素晴らしい試合だったよ。(第1節で)ウクライナとのアウェーゲームを制して、最高の予選スタートを切れた。そして今夜、僕たちは世界のベストチームと対等に戦えることを示せた」と、スペイン代表に予選で約8年ぶりの黒星をつけての勝利を喜んだ。

 対戦相手のスペインは前回王者であり、世界でも屈指の強豪だ。数多くのトッププレーヤーを有する相手について同選手は「もちろん僕らはスペインと同等のテクニックを備えているわけではないし、戦術面でも劣っているだろう」とリスペクトしつつ、試合に臨んだことを明かしている。

 スロヴァキアの支配率は27パーセントと、スペインに圧倒的にボールをキープされる展開に「マレク・ハムシクは前線で懸命にプレーしてくれた。試合のほとんどの時間を相手に支配されていたけど、僕らは怯まなかった。マトゥス・コザチクは試合をスペクタクルなものにしてくれたね」と、MFマレク・ハムシクの前線での奮闘と、GKマトゥス・コザチクのセーブが勝利に繋がったと語り、チームメイトを労った。

 この結果、2戦2勝でグループCの暫定首位に立ったスロヴァキア代表は、予選を突破出来れば、1993年のチェコとの分裂後初めてのユーロ出場となる。今後に向けてシュクルテルは「次の試合で勝利し勝ち点9となれば素晴らしい予選になる。今は勝ち点6だけど、これからまた試合が続く。日曜日のベラルーシでも勝ってみせるよ」と、予選突破に向け次戦での勝利を誓っている。

 スロヴァキア代表は12日、ユーロ2016予選グループC第3節アウェーでのベラルーシ戦に臨む。

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